

| 中野市 | 飯山市 | 山ノ内町 | 木島平村 | 野沢温泉村 | 栄村 | 小計 | 長野県※ | 全国生産量 (林野庁) |
長野県占有率 (%) |
|
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エノキタケ | 42,900 | 3,700 | 5,620 | 1,680 | 925 | 333 | 55,158 | 81,400 | 114,542 | 71.1 |
| ぶなしめじ | 10,100 | 7,770 | 418 | 628 | 317 | 1,570 | 20,803 | 49,000 | 99,787 | 49.1 |
| エリンギ | 2,120 | 146 | * | * | 2,266 | 8,030 | 34,342 | 23.4 | ||
| なめこ | 751 | 802 | * | 669 | * | 7 | 2,229 | 6,110 | 24,801 | 24.6 |
| 生しいたけ | 132 | 65 | 142 | * | * | 28 | 367 | 996 | 65,186 | 1.5 |
| まいたけ | 132 | * | * | 7 | 139 | 294 | 45,111 | 0.7 | ||
| ひらたけ | 109 | * | * | * | 109 | 198 | 4,074 | 4.9 | ||
| その他きのこ | 521 | * | * | * | 521 | 828 | 6,516 | 12.7 | ||
| 計 | 56,765 | 12,483 | 6,180 | 2,977 | 1,242 | 1,945 | 81,592 | 146,856 | 394,359 | 37.2 |
※長野県農林業市町村別データ
*は統計上、未確定な数量
その他きのこは、やまぶしたけ、山茶茸、バイリング、乾燥しいたけ、まつたけ等

北信州にエノキタケが本格的に導入されて半世紀を迎えます。当初は農家の冬期間の副業としてスタートしましたが、品種改良、栽培技術の向上、作業工程の機械化等、技術革新が進み県下の基幹作物の一つになり、栽培規模も大型化し、経営形態も副業から専業に変わりました。
エノキタケの出荷先は、昭和30年代には冬季間積雪のため野菜不足となる北陸方面が中心で、40年頃からは大阪、名古屋方面へ拡大されましたが、まだローカルな品目でした。41年頃から大消費地である東京方面へ出荷され、東京市場で主要品目としての位置づけが確立しました。メジャーデビューを果たしたとはいえ、その当時は市場関係者ですらエノキタケそのものを知らず、ましてや料理店では調理したことがないという、まさにゼロからのスタートでした。
50年代以降には競合産地の台頭、企業の進出による供給過剰基調、BSE問題等、幾多に渡る困難に遭遇しましたが、部会・JA組織の強固な結束力と先人達の努力で乗り越えてきたものといえましょう。
この間、ぶなしめじやなめこ、エリンギ等様々な品目を導入し、きのこ生産量の拡大を図り、きのこ総合供給産地を目指してきました。
今後、新品目の導入と更なる機能性の研究等を進め、「信州きのこマイスター」の皆様と連携した新たな歴史の1ページが始まろうとしています。