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きのこ豆知識

北信州ときのこ〜エノキタケ生産量 日本一を誇る中野市〜

平成17年度栽培きのこ類市町村別生産量
(関東農政局長野農政事務所統計部資料)
H18.8公表値(単位:トン)
  中野市 飯山市 山ノ内町 木島平村 野沢温泉村 栄村 小計 長野県※ 全国生産量
(林野庁)
長野県占有率
(%)
エノキタケ 42,900 3,700 5,620 1,680 925 333 55,158 81,400 114,542 71.1
ぶなしめじ 10,100 7,770 418 628 317 1,570 20,803 49,000 99,787 49.1
エリンギ 2,120 146     2,266 8,030 34,342 23.4
なめこ 751 802 669 7 2,229 6,110 24,801 24.6
生しいたけ 132 65 142 28 367 996 65,186 1.5
まいたけ 132     7 139 294 45,111 0.7
ひらたけ 109     109 198 4,074 4.9
その他きのこ 521     521 828 6,516 12.7
56,765 12,483 6,180 2,977 1,242 1,945 81,592 146,856 394,359 37.2

※長野県農林業市町村別データ

*は統計上、未確定な数量
その他きのこは、やまぶしたけ、山茶茸、バイリング、乾燥しいたけ、まつたけ等

北信州にはきのこの歴史があります

img 北信州にエノキタケが本格的に導入されて半世紀を迎えます。当初は農家の冬期間の副業としてスタートしましたが、品種改良、栽培技術の向上、作業工程の機械化等、技術革新が進み県下の基幹作物の一つになり、栽培規模も大型化し、経営形態も副業から専業に変わりました。
エノキタケの出荷先は、昭和30年代には冬季間積雪のため野菜不足となる北陸方面が中心で、40年頃からは大阪、名古屋方面へ拡大されましたが、まだローカルな品目でした。41年頃から大消費地である東京方面へ出荷され、東京市場で主要品目としての位置づけが確立しました。メジャーデビューを果たしたとはいえ、その当時は市場関係者ですらエノキタケそのものを知らず、ましてや料理店では調理したことがないという、まさにゼロからのスタートでした。
50年代以降には競合産地の台頭、企業の進出による供給過剰基調、BSE問題等、幾多に渡る困難に遭遇しましたが、部会・JA組織の強固な結束力と先人達の努力で乗り越えてきたものといえましょう。
この間、ぶなしめじやなめこ、エリンギ等様々な品目を導入し、きのこ生産量の拡大を図り、きのこ総合供給産地を目指してきました。
今後、新品目の導入と更なる機能性の研究等を進め、「信州きのこマイスター」の皆様と連携した新たな歴史の1ページが始まろうとしています。